もっくんの愛称でファンから親しまれている俳優の本木雅弘さんが11月21日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演し、家族とのエピソードやこれまでのキャリアについて語りました。
番組では、息子の近況や過去に主演したドラマのエピソード、さらには1992年のNHK紅白歌合戦でのパフォーマンスの裏話まで、多岐にわたる話題が飛び出しました。
本木雅弘さんが見せた“素顔”を振り返ります。
是非、最後までご覧ください!
本木雅弘の息子は誰?徹子の部屋で何を語る?
『徹子の部屋』では、本木雅弘さんが3人の子どもたちについて語る場面がありました。彼の長男であるUTA(27歳)さんは身長190cmのモデルであり、役者としての勉強にも励んでいるそうです。
かつてスポーツ少年だったUTAさんは、「打たれ強い性格で自由に伸びている」とのこと。一人暮らしを始めてからは、本木も親としての距離感を大切にしており、「親として干渉しすぎず、成長を見守るようにしている」と述べました。
一方、長女の伽羅(きゃら)さんは中学時代から海外留学を続け、現在はパリの大学院でグローバルコミュニケーションを学んでいるとのこと。「新しい環境にも柔軟に適応する力がある」と語り、彼女の好奇心や行動力を誇らしげに語りました。
また、次男の玄兎(げんと)さん(14歳)については「思春期で写真を撮らせてくれない」と冗談交じりに語りつつ、「家族を観察し、的確な分析をする鋭い目を持っている」とその冷静さを称えました。
子どもたちの成長を温かく見守りながらも、親としての誇りを語る本木雅弘の姿には、家族への深い愛情と責任感が垣間見えました。家族を大切にしながらキャリアを築き上げてきた本木さんの姿勢は、多くの人にとって共感を呼ぶものではないでしょうか。
息子とのエピソードを語る本木さんの姿から、親子の絆の深さが伝わりますね!
本木雅弘のブラック・ジャックに主演!手塚治虫の不朽の名作をどう演じる?
2000年に放送されたTBSのスペシャルドラマ『ブラック・ジャック』では、本木雅弘さんがタイトルロールを務めました。このドラマは手塚治虫の名作を原作にしつつ、独自の解釈とアレンジを加えたものです。
本木さん演じるブラック・ジャックは、原作のクールでミステリアスなキャラクター像を受け継ぎながらも、コミカルな一面を加えることで新たな魅力を生み出しました。顔に傷はあるものの、左右対称の肌を持つというビジュアルも特徴的でした。
また、本作ではブラック・ジャックの不器用な一面も強調されています。ピノコとの掛け合いではノリツッコミを交わすなど、親しみやすい演出も施されました。
手術シーンの真剣さとのコントラストが際立ち、ドラマ全体の緩急をつける役割を果たしていたといえます。
また、劇中では生卵を電子レンジで調理しようとして失敗したり、調理器具を壊してしまったりするシーンがあり、観る者に笑いを誘う場面もありました。
ブラック・ジャックというキャラクターを原作の枠にとどめず、ユーモアを交えた新しい視点で演じた本木雅弘さんの挑戦は、幅広い視聴者層に支持されました。独自のアプローチが、手塚治虫の世界観を損なわずに再解釈する力となったのではないでしょうか。
原作の重みを受け止めつつ、コミカルな要素を加える工夫が面白いですね!
本木雅弘がNHK紅白歌合戦で披露した過激なパフォーマンスの映像について語った!
1992年のNHK紅白歌合戦で披露した大胆なパフォーマンスについて、本木雅弘さんが語る場面が『徹子の部屋』で注目を集めました。
当時、楽曲『東へ西へ』を歌唱した際、本木さんは臀部が少し見える衣装をまとい、首から避妊具をぶら下げるという過激な演出を行いました。彼はこれを「エイズ撲滅のメッセージを込めたパフォーマンスだった」と説明し、その背景には自身の強い意志と覚悟があったことを明かしました。
また、当時27歳の本木さんは、このパフォーマンスが自分を再定義する挑戦でもあったと振り返ります。「自分には何もないという思いから、自虐的な演出をすることで新しい自分を生み出そうとしていた」と語り、その試みが自身の転機になったと述べています。紅白でのパフォーマンスは、NHKの音楽番組の司会という新たな仕事につながるきっかけにもなりました。
このエピソードは、本木雅弘さんのプロ意識とチャレンジ精神を象徴するものです。既成概念に縛られず、自分を表現することの大切さを体現した彼の姿勢は、現在でも多くの人に影響を与えているのではないでしょうか。
当時の挑戦的な演出が、今でも語り継がれるインパクトを残しているのはさすがですね!
本木雅弘「スペシャルドラマ坂の上の雲」どう語る?
NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』で秋山真之役を務めた本木雅弘さん。この作品は、明治時代の激動の歴史と、人物たちの人間模様を描いた壮大なドラマで、本木さんは役作りのために3年もの期間を費やしました。
秋山真之という人物は、戦略家としての非凡さだけでなく、戦争による命の奪い合いに深く傷ついた人間としての脆さを持つキャラクターです。
本木さんは「闘争心が強い一方で、血を見ることに誰よりも傷つく真之の心に共感した」と語り、その内面を演技で表現する難しさを振り返りました。
また、真之役に専念するため、他の仕事を断って撮影に集中したことで、役が徐々に自身に染み込んでいく感覚を得たと述べています。「長い年月をかけて役に向き合うことで、自然と晩年の真之の姿にも寄り添えた」と語り、この作品が俳優としての新たな境地を切り開いたことを実感しているようです。
本木さんの真摯な姿勢は、彼が俳優として作品に向き合うプロフェッショナルであることを証明しています。明治の時代背景を重ね合わせた深い演技は、観る者に感動を与え、歴史の中の人物に新たな生命を吹き込むものだったのではないでしょうか。
役への深い向き合い方に、俳優としての真摯な姿勢を感じますね!
本木雅弘が小泉今日子に対するコメントは?
『徹子の部屋』では、1982年にデビューした同期であり“戦友”でもある小泉今日子さんについても語られました。
2人はお互いに「同志」「親戚のような存在」と形容し、40年以上にわたる絆を感じさせました。小泉さんから寄せられたメッセージでは、本木さんについて「びっくりするほど自己評価が低い」との言葉が紹介され、常に悩み、後悔しながらも努力を重ねる姿が明かされました。
本木さんは自身について「誰かに認められたいという気持ちが根底にある」と率直に語り、批判を恐れずに自分を追い込むことを大切にしてきたと述べています。
また、彼が“エゴサーチ好き”であることも判明し、「ネガティブな意見から自分を見つめ直す」と語る姿に、真摯さと向上心が感じられました。
長年の交流を通じて築かれた信頼関係と、それぞれが持つプロフェッショナルとしての姿勢が、2人の絆をより深いものにしているのではないでしょうか。互いを支え合う関係性は、まさに“戦友”そのものです。
長年の友情が作品を通して伝わるのは、とても心温まりますね!
本木雅弘と樹木希林との関係性は?
本木雅弘さんが義母である樹木希林さんとの思い出を語ったシーンは、番組のハイライトの一つでした。「おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい」という樹木さんの言葉が、人生最大の助言だったと明かしました。
「面白がる」という表現は、単に楽しむという意味ではなく、「自分の欠点や状況をも引き受けて、それを楽しむ力」と解釈し、その姿勢に深く感銘を受けたといいます。
また、樹木さんからは「子を育てると自分が育つ」という教えも受け継いだと話しました。育てる対象は子どもだけでなく、植物や動物でも良いという考え方に触れたことで、日常生活の中で自分自身も成長していくことを実感しているそうです。
義母でありながらも人生の師であった樹木希林さんの存在が、本木雅弘さんの人間性に大きな影響を与えていることが伝わってきます。彼が語る言葉には、樹木の教えをしっかりと受け止め、生き方に活かしている姿が感じられました。
人生の師とも言える希林さんの言葉が、本木さんの生き方を支えているのが印象的ですね!
本木雅弘、「仙八先生」でのデビュー!
本木雅弘さんの芸能界デビュー作である『2年B組仙八先生』についてのエピソードも披露されました。
当時、埼玉県桶川市の実家から東京のスタジオまで電車で通勤していた本木さんですが、毎朝自宅の門からファンの女の子たちと一緒に電車に乗り、TBSに向かうという珍しい通勤スタイルだったそうです。
「アイドルの仕事に違和感を抱きつつも、俯瞰して状況を見る自分がいた」と語り、デビュー当時から冷静に物事を考える性格だったことが伺えます。
また、『仙八先生』での経験が、後の俳優としての基盤を築くきっかけになったと述べ、芸能活動の第一歩を振り返る姿が印象的でした。
デビュー当時の映像が流れると「恥ずかしいけど、懐かしい」と笑顔を見せる本木さんの姿に、多くの視聴者が共感を覚えたのではないでしょうか。
華やかなデビューの裏にあった冷静な視点が、とても本木さんらしいですね!
本木雅弘の学歴や生い立ちは?
本木雅弘さんは埼玉県桶川市で育ち、家族5人で農業を営む家庭で育ちました。小学3年生から学級委員長を務めるなど、責任感のある子どもだったといいます。作文では「喫茶店のマスターになりたい」と書くほど、穏やかな将来像を抱いていた少年時代が語られました。
高校時代に俳優デビューを果たしたことで、通学が難しくなり中退。その後、芸能活動に専念することを決意しました。
「農業の家庭で育ったおかげで、食べ物や生活に困らない安心感がある」と述べ、生い立ちへの感謝の気持ちを忘れない姿が印象的でした。
人間性を育んだ家庭環境が、現在の本木さんの礎となっているのではないでしょうか
人間としての土台がしっかりしているからこそ、今の活躍があると感じさせられますね!