チャーリーボブ彦のニックネームでファンから親しまれている竹中直人さん。
彼は2024年11月28日に放送された「徹子の部屋」(テレビ朝日)で語った幼少期から学生時代、そしてデビュー当時の活動について、彼の素顔に迫ります。
内気な少年時代からモノマネ芸で周囲を楽しませた学生時代、さらに映画制作への情熱を持ち続けて歩んだキャリアの原点。その語り口には、竹中さんのユニークな視点と映画への深い愛が込められていました。
本記事では、徹子さんとの対談から彼の魅力を深掘りしていきます。
是非、最後までご覧ください！
竹中直人の若い頃：幼少期と学生時代
竹中さんは幼少期、映画鑑賞を通じて表現の楽しさを知り、中学時代にはモノマネで人気者となりました。
幼い頃の竹中さんは、物静かで一人遊びを好む少年でした。当時は漫画家を夢見て、手塚治虫や川崎のぼるの漫画を模写することに熱中していました。この頃から、創作に対する強い興味を抱いていたことが伺えます。
彼が特に夢中になったのは映画鑑賞で、スクリーンに映る壮大な物語に心を奪われ、次第に映画業界への興味が芽生えました。
中学校に進学すると、竹中さんはモノマネという新たな表現方法を見つけます。先生や有名人のモノマネを披露してはクラスメイトを笑わせ、内気な性格から一転、周囲の注目を集める人気者になりました。この時期の体験が、後のコメディアンや俳優としての彼の基礎を作ったといえます。
映画やモノマネで表現の幅を広げていった竹中さんの中学時代は、まさに才能の芽吹きの時期でした。「内気だった竹中さんが、モノマネで周囲を楽しませるようになった」というエピソードには、人を喜ばせることが好きな彼の原点が見て取れますね。
映画とモノマネで、内気な性格を克服した竹中さんの姿が印象的ですね！
竹中直人の若い頃：高校時代
高校時代、竹中さんは映画制作に没頭し、表現者としての道を歩み始めました。
高校時代の竹中さんは、美術部に所属しながら、8ミリカメラを使った自主制作映画を撮り始めます。
美術への興味と映画への情熱が交わり、創作活動に熱中していた彼。その情熱は同級生たちとフォークバンドを結成するなど、多方面に広がっていました。
音楽と映画、どちらも自ら表現することを楽しむ姿勢が伝わってきます。
しかし、高校卒業前後に母親を亡くし、父子家庭となったことは、彼にとって大きな転機となります。
母親の死を経験した竹中さんは、失った悲しみを抱えながらも映画への情熱をさらに強めていきました。このような状況下でも夢を諦めなかった姿には、強い意思と決意が感じられます。
「高校時代に映画制作を始めた竹中さんの姿勢からは、若い頃から好きなことに全力で取り組む大切さが伝わりますね。」彼が直面した困難を乗り越えた背景には、映画という夢が常に支えになっていたのでしょう。
高校時代から映画制作を始めるなんて、竹中さんの行動力に驚かされます！
竹中直人の若い頃：大学時代
大学時代には8ミリ映画制作に没頭し、映画監督としての基盤を築きました。
1976年、竹中さんは2年間の浪人生活を経て多摩美術大学に入学します。ここで彼は「映像演出研究会」に所属し、映画制作にのめり込みました。
この時期、代表作の一つともいえる短編映画『首振り地蔵の怪』を制作。その中で自ら演じた「笑いながら怒る人」が、彼の後の代表的な芸風の原型となりました。
さらに、竹中さんはフォークソングクラブにも所属し、音楽活動にも取り組んでいました。演技、映画、音楽と、多彩な才能を発揮していた大学時代。彼は「ぎんざNOW！」の素人コメディアン道場にも参加し、18代目チャンピオンに輝くなど、多方面で注目を集める存在になっていきました。
大学時代の竹中さんは、まさにエネルギーに満ちた表現者の姿そのもの。彼がこの頃に培った経験が、後の俳優・監督としての道を切り開いていったことがよく分かります。
8ミリ映画からネタが生まれるなんて、大学時代の充実ぶりが伝わってきますね！
竹中直人の若い頃：デビューと初期の活動
大学在学中のコメディアンとしての成功が、俳優としてのキャリアにつながりました。
竹中さんは大学在学中に出演した『ぎんざNOW』でコメディアンとして成功を収め、その後『TVジョッキー』などの番組でも注目を浴びました。
この成功が、彼を芸能界へと導く大きなきっかけとなります。1980年に大学を卒業後、劇団青年座に入団。俳優として本格的に活動を開始します。
デビュー当初の竹中さんは、コメディアンとしての経験を活かしながら、映画や舞台など幅広い作品で活躍しました。彼の独特な演技スタイルと表現力は、多くの監督や共演者から高く評価され、次々と作品に出演する機会を得ます。
「竹中さんの初期の活動を振り返ると、才能の開花とそれを支える努力の積み重ねが見えてきますね。」芸能界という厳しい世界で彼が築いた実績は、現在の竹中直人を形作る基盤となりました。
コメディアンから俳優へ！竹中さんの転身がいかに見事だったかがわかります！
